フェミニストの僕がデート代を「男性に払わせる」ことに物申す

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こんにちは。こんばんは。おはようございます。

キリトです。

 

キリト
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本記事では、題の通り、フェミニストの僕がデート代は男性が出してあげるべきだとか男性が払わないとダメだと主張する人に対し、いろいろ言いたいことをまとめました。

 

先に書いておくと、僕はデート代を出したくないわけではなく、もちろん、おごってもらいたいとも一ミリも思っていません。

ただ、世の男性達が毎回出さないといけないと圧力をかけられているこの日本のジェンダーギャップに納得がいかないし、「デート代は男性が出す」という常識に対して論理的な理由を言っている人を見たことがなく、いろいろ不都合なり目に余るものがあります。

また、僕はフェミニストを自認しており、世の中の男性がデート代を払うように圧力をかけられるのはさすがに見過ごすことはできません(僕のInstagramでもまとめました)。

 

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デート代を男性に払うように圧力をかけるのは、性暴力であり、女尊男卑です

個人で男性が払いたいなら払うというのなら何も文句は言うつもりはありませんが、日本の男性にこういった度が過ぎる圧力をかけることに対して問題があるという意見があるだけで、そこは先に補足しておきます。

 

なので、男性・女性関係なく誰にも説得できる理由も言えずに「男性がデート代を払うべき」という人たちに対して書いてみようというわけでいろいろ僕も言いたいことをまとめることにしました。

 

デート代は本当に男性が払うべきなのか?

外見にお金がかかっているから払うべきだ?

男性が女性にデート代を払うべき理由の中でも定番のやつです。

  • 美容にお金がかかっているから
  • 洋服にお金がかかっているから
  • 化粧にお金がかかっているから

 

この言葉を聞くたびに、男性も美容・洋服・化粧(する人は)にお金がかかっているんだけど、それについてはどういう反論をするのかと思います。

今では、男性向けの美容サロンとかも増えていますし、それだけ、男性も美容に気を使う人が増えました。

美意識の高い男性はありとあらゆるサロンに通っています。

 

最近では、男性向けの脱毛サロンも増えてきているのです。

美容に気を使っている男性であれば、通っています。

 

以下のサイトは、ゴリラクリニックという男性向け美容クリニックです。

ゴリラクリニック | 男性専門の総合美容クリニック | メンズ美容

 

上のサイトを見ると、

  • わきが・多汗症
  • ニキビ

関係の治療もあるそうです。

 

これらの治療も必要な人はやるので、またそこでお金がかかります。

 

そして、洋服にもお金がかかるのです。

いい服を買うとなると、女性よりかかることだってあるのです。

靴だって、下手したら女性よりかかることもあります。

 

 

さらには、男性の中にはAGA(薄毛)に悩んでいる人だっています。

 

その治療のためにクリニックに通うとなると総額が最悪数百万円いくこともあるので、リボルビング払いをしたとしても月に数万円払うことだってあるのです。

コストを抑えるために薄毛治療のための錠剤や塗布剤を個人輸入するにしても、月に数万円かかるなど、それなりにお金はかかります。

 

初期費用では数十万円かかることだってあるのです。

目の前にいる相手はもしかしたら、薄毛の治療をしている可能性だってあることでしょう。

 

参考までに、AGAの治療費用が乗っているサイトを紹介します。

AGA治療費用 | 【公式】薄毛・抜け毛治療ならAGAスキンクリニック

 

またある人では、ホワイトニングに通っている人もいます。

歯のホワイトニングのメニュー・予約について|【ホワイトエッセンス】

 

どうでしょうか?

男性も女性と同じくらい美容・外見を整えるのにお金がかかるのです。

 

それでもまだ「男性は外見を整えるのにお金がかからない」と自信持って誰もが納得できるぐらいに声を大にして言えますか

「女性は外見にお金がかかっている」という言葉は逆に人によっては「男性は外見にお金がかかっていない」と言っているように解釈されます。

 

もしこういう人がいるのであれば、「あなたの想像以上に男性の外見を魅力的にするのにはお金がかかることもありますよ」と声を大にして伝えたいです。

 

「化粧しているからデート代を払え」?じゃあなんで「男のために化粧をしていない」なんて言うの?

「女性は化粧をしているから男性はデート代を払うのが当たり前」という言葉もよく聞きます。

そして、中には、「男のために化粧をしていない」という人も不思議なほどにいるのです。

 

なぜ都合のいい時だけ「男のために化粧をしている」と意見を変えるのでしょうか?

化粧していても男性からお金を出してもらうのは嫌だという女性もいて、そもそも出してもらうこと自体が嫌なので、割り勘もしくは自分が食べたものは自分で払いたいという方もいます。

 

つまり、女性が化粧をしているから男性が払うべきかどうかは一概に言えません。

そもそも化粧って男性がお金を払ってもらうためにするのでしょうか?

 

「女性は化粧しているから、男性がデート代を払うべき」ということって、受験勉強で例えたら「人の何倍も勉強したんだから、東大に合格させてくれよ」と言っているように聞こえますし、そう考えると、あまりにもわがままがの度が過ぎます。

それだけでなく、男性のことを殴っておきながら自分の立場がやばくなったら、「女に手を出すなんて最低」ということを言い始めるような現実逃避にも見えるのです。

 

今は昔ほど正社員の給料も高くないので、デート代を男性に払わせる状況が続けば男性が破産する

そして、今と昔は違い、正社員の男性の給料も下がっています。

貯金もできないぐらい、ギリギリの給料で生活している男性が山程いるくらいです。

 

そして、男性の恋愛市場に参入する障壁も女性の比になりません。

婚活パーティに行くとしても、女性が1000円に対して、男性が5000円かかるものあったりするぐらいです。

マッチングアプリも、女性が数千円で何でもできるのに対して、男性は女性よりはるかに高い使用料を払わされ、さらに女性と同じように何でもできる状態にするためにプレミアムプランでさらに課金させられます。

婚活相談所にしても、やはり男性が払うお金は女性の比になりません。

 

それに加えて、女性に気に入ってもらうために、服を揃え、スキンケアをして、美容室に行くなど清潔感を保つためにもお金を使います。

場合によっては恋愛コンサルをしてもらう人もいて、そのコンサル料金がかかっている人もいます。

 

男性は一人の女性と出会うだけでも、女性の想像以上にお金がかかると言っても過言ではないのです。

ましてや、恋愛は必ずしも、自分の意中の人に振り向いてもらえるかどうか分からないわけで、会ってみて気に入ってもらえなかったら、別の人と出会うために人を探さなくてはなりません。

限られた金額で恋愛市場で活動する上に、「デート代は男性が払うべきだ」と言われる始末です。

 

デート代を男性が払わされる状況がこのまま続けば、男性が破産しかねません。

デート代を男が払うべき・奢るべきと負担させると女性にとっても不都合になるサムネイル

デート代を男が払うべき・奢るべきと負担させると女性にとっても不都合になる

2020年2月24日

 

ぶっちゃけた話、男性はパートナーを見つけるために、必ず何かを捨てないといけない状態にもあると言っても過言でもありません

そりゃ、男性が恋愛・結婚したくなくなるわけです。

 

そうして恋愛市場から男性がいなくなっていくことは単純明快であり、そうなると、女性たちにとっても困るのではないのでしょうか?

結婚したいという男性が減れば、結婚できる確率は必然と下がりますし、出産すら難攻不落です。

 

「だったら男性が稼げばいい」という思考自体が暴力行為

ということを書くと、「だったら稼げばいい」と言う人がわんさか出てくることでしょう。

しかし、世間はなぜ男性にばかり「稼ぐよう」に圧力をかけるのでしょうか?

 

「女性の年収は男性より低いから」ですか?

では、それがすべての人に当てはまるのでしょうか?

それは平均的な結果であって、すべての人にあてはまるわけではありません。

 

男性より年収が高い女性だっています。

だとしたら、根本的に「女性の年収は男性より低い」から「デート代は男性が払う」という論理は破綻することは単純明快です。

 

そもそも、なんで国のルールやマナーでもないのに「デート代は男性が払うべき」というわけのわからない暗黙の了解を作ろうとするのでしょうか?

 

冒頭でも言ったように、個人で相手の男性にそうしてほしいと思うことは何も問題ではないのです。

個人の価値観であると同時に、そういった男らしさに惹かれるセクシュアリティ(アンドロセクシャル)があるので、ここに至っては何も文句を言うつもりはありません。

デートや恋愛は当事者同士がお互いにどうしたいかなどを決めればいい話で、そういった全ての人があてはまるわけではない個人の価値観を社会の常識にしようとするから問題になるのです。

 

日本では、「恋愛は女性が受け身になって、男性がしかける側にまわる」のが普通と言われています。

ましてや、「男性がデート代を払え」と圧力をかけるのは見事な女尊男卑です。

 

「デート代を男性が払うべき」という圧力は生きづらさにもなっている

そういう圧力が男性の生きづらさにつながっているのです。

一部の人達の調査ではありますが、若い男性にとってはデート代を男性が負担しないといけないのが生きづらさを感じる原因となっています。

20~30代男性が”生きづらさ”を感じること1位は「デート代を負担し、女性をリードすべきという風潮」 | キャリコネニュース

 

女性たちが

  • なかなか社会進出しづらい
  • 生理を理解してもらえない
  • 夫が家事・育児に協力してくれない

など生きづらさを感じているように、男性もデート代を払わせられることや女性をリードしないといけないという圧力に生きづらさを感じているのです。

 

性に関するカテゴリーで見れば、男女が性別による差別、すなわち、性差別を受けているという見方をすることだってできます

 

なぜ、こんなに男性に強さを求める人が多いのでしょうか?

日本の自殺者の殆どは男性であることを考えれば、男性に度が過ぎるほどに強さを求めることは女尊男卑どころか人の命を奪うことにもつながっているといっても過言ではありません。

自殺の実態 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

 

男女平等を実現させたいと思っているのであれば、世間に「デート代は男性が払うべき」という圧力をかけるのをやめて、個人で思うぐらいに留めるぐらいにしないと、到底不可能です。

こんなくだらない圧力で男性が苦しむ社会は僕たちの代で終わらせなければならないと感じています。

 

パートナー関係にある人が一方的にデート代を払わせるのは問題でもある

また、パートナーにある人同士でこの問題が起これば簡単には見過ごせません。

結論から言うと、性暴力です

 

まず、彼氏・彼女などの「付き合っている」状態で男性が一方的にデートでお金を払っているという状況であれば、デートDVのうちの経済的暴力にあたります。

 

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そして、婚姻関係にある人たちのどちらかが一方的にお金を支払わされている状況であれば、法律違反になります

なぜなら、民法752条の「同居、協力および扶助の義務」という項目で

夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。

と記載されているのです。

 

もう少し具体的に掘り下げていくと、結婚した二人にはお互いに

  • 協力して生活する
  • 養い合う
  • 他人と恋愛・セックスをしない

という義務が生じます。

 

つまり、「お出かけのときやデート代のときに男性が一方的に相手に払っている」という状況であり、男性が不快な気持ちになっているのであれば、この法律を破ることになるのです。

恋愛も結婚も基本はお互いが平等であり、どちらかが上とか下とかそんなことはありません。

そんな考え自体がもう法律違反なのです。

 

「デート代を男性が払うべき」という風潮に悩んでいるのは男性だけではない

また、「デート代は男性が払うべき」という風潮で苦しんでいるのは男性だけではありません。

その風潮で悩んでいる女性だっているのです。

 

「デート代は男性が払うべき」という風潮が

  • 女性蔑視
  • 自分が下に見られている

と感じる女性も一定数います。

 

かというと、今度はそういう女性が男性から捨て台詞を吐かれたり、男心分からないのかみたいなことを言われ、傷つく女性もいるのです。

 

「デート代は男性が払う」という風潮で生きづらいのは男性だけではありません

 

「相手が喜ぶことをする」という言葉の意味

よく相手に好かれたければ「相手の喜ぶことをする」という言葉がありますが、デート代をどうするかどうかでこの言葉を理解するかどうかが如実に分かります。

この言葉は『(相手のことを知った上で)相手の喜ぶことをする』という意味であり、つまり、「相手がされたら嬉しいこと・されたら嫌なことを理解した上で」相手の喜ぶことをするということです。

 

なので、相手の女性が「デート代は割り勘か自分が食べた分だけ払うようにしたい」と主張しているのであれば、それを受け入れることが相手が喜ぶことということになります。

くれぐれも、「自分に出させてください」としつこく迫るのは相手を傷つけることになるので、してはいけません。

当然ながら、その相手の行動に対して、捨て台詞を吐くということも言語道断です。

 

自分個人の価値観を社会の常識にしようとしてはいけない

結局、デート代をどうするかは人それぞれであり、個人の価値観に他なりません。

個人の価値観はあくまで自分の中だけに留めておくべきで、決して社会の常識・マナーとか暗黙の了解にすること自体がご法度です。

 

「自分はこうしてる」というのを人に言うだけであれば問題はないですが、「こうすべき」などとmustやshouldに変わった瞬間から暴力に変わります

 

  • デート代を出したい
  • デート代を出してもらいたい

と個人で思うのは全然いいのです。

 

そうじゃなかったからといって、

  • 「かっこつけさせてくれないんだね」
  • 「デート代を出さないなんてケチ」

なんて捨て台詞を吐くから問題になるんです。

 

「デート代」の話であたふたする人たちはコミュニケーション能力が極めて低い

結局、デート代の話は個人間でやればいいのです。

なのに、それでデートに行ったら払ってくれなかった・払わせてくれなかったと騒ぎ立てる人たちって、コミュニケーション能力が低いにも程があります。

 

「デート代は男性が払うべき」と思っている女性は、『相手がデート代を払ってくれるだろう』と相手に察してもらうように考えていると言っても過言ではありません。

コミュニケーション能力が低いから、察してもらおうとするんです。

 

「デート代は男性が払うべき」と思っている男性は、『相手がデート代を払えば喜んでくれる』と相手の気も知らずに、思い込んでいると言っても過言ではありません。

コミュニケーション能力が低いから、相手の気持ちを知ることができずに相手を傷つけるのです。

 

自分の望みは自分の口で伝えないと伝わるわけがありません。

性別関係なく、For me精神の人と接していると相手も疲れますし、結果的に相手を傷つけます。

 

これまでに書いたように、この世にはデート代を出されることに不快な気持ちになる女性もいて、デート代を出したい男性もいて、デート代は割り勘にしたい人がいます。

つまり、デート代をどうするかについてはお互いに話をしてどうしたいかを確認して、やり取りをすればいいだけの話です。

 

それが、「相手の喜ぶことをする」ということであり、お互いにWin Winじゃないですか?

『恋愛と仕事は似ている』とよく言われますか、この問題に当てはめて考えてみましょう。

 

仕事で言えば、クライアントと自社でどうしたいかを確認する作業に似ています。

例えば、クライアントが「こうしてほしい」という希望があるのに、自社が「こうじゃない」ものを成果として見せれば、問題でしょう。

そうならないために、認識に齟齬がないかなど詳細な確認をする、それは仕事の基本です。

クライアントと良好な関係が作れる会社はこれがしっかりできています。

 

こういうやり取りは日常生活でやっているのに、なぜそれをしないのでしょうか?

そんな人達が「恋愛と仕事は似ている」なんて言うもんですから、馬の耳に念仏にも程があります。

そういうことを分かった上で、「恋愛と仕事は似ている」と言ってほしいものです。

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