こんにちは。こんばんは。おはようございます。

本記事ではPIERROTというバンドのリーダーであり、ボーカリストのさんの「偽装 音楽業界」という本を読んでみたのでその要点や感想などをまとめました。
偽装音楽業界とは以下のような表紙の本です。
さんは今、YouTubeを始めて定期的に動画を配信されております。
また、最近はTwitterをまた始められました。
さりげなく再開しました。
— Angelo (@krt_0501) April 30, 2020
目次
PIERROTのさんの偽装音楽業界の概要
PIERROTの偽装音楽業界は、過去に刊行されていたweekly oriconという雑誌(現在は休刊中)で連載されていた「偽装音楽業界」というさんの連載をまとめた書籍です。
PIERROTのが、音楽業界を夢見るあなたの「いたいけな希望」を、毎週毎週非常に握りつぶすこのコラム
というフレーズで親しまれていたそうです。
それに加え、さんのグラビア写真も載っていて、
- PIERROTのメンバーを踏まえたインタビュー
- KOHTAさん(さんの実弟)とのインタビュー
も載っているので、PIERROTを新たに好きになった人やさんのファンにも勧めたい一冊でもあります。
こんな人に勧めたい
僕がこの偽装音楽業界を読んでみて、
- 音楽業界で働きたい人
- 音楽業界の仕事とはどんな感じなのかを勉強したい人
- バンド・アーティストを仕事にしたい人
に勧めたいと思いました。
書籍で紹介されている音楽関係の仕事
偽装音楽業界では、
- マネージャー
- プロモーター
- フォトグラファー
- ヘアメイク
- ツアーマネージャー
- 舞台監督
- ディレクター
- ビデオディレクター
- 照明
- イベンター
- ラジオディレクター
- 音楽雑誌編集者
- (音楽)事務所社長
- 音楽評論家
の仕事が紹介されています。
- さん
- 音楽評論家の市川哲史さん
- ゲストの音楽業界で働いている人
の3人を交えて、トークセッションをまとめたスタイルで音楽業界の仕事が紹介されているのです。
なお、そのゲストの音楽業界で働いている人は、実際にPIERROTと仕事をしてきた人たちなので、アーティストとそのアーティストの作品を世に送り出す人とのリアルな話が見ることができるのが、この偽装音楽業界のポイントの一つです。
PIERROTのさんの偽装音楽業界を読んでみた感想・レビュー
音楽業界の良いところ・辛いところが経験を元に書かれている
各パート、その業種で働いている人のやりがい・辛いことが実際にPIERROTと携わってみたことを元に書かれているので、イメージがしやすいです。
他には
- 自分が担当しているアーティストとどのように関わっているか
- 音楽業界でプロになるためのマインドはどんなものなのか
などが、さん、市川さん、その業種のプロの人たちの対談形式によってが書かれています。
音楽業界でプロになるということはどういうことなのかを知るには、ぜひ知っておきたいです。
歌を仕事にする・プロになるということについて知れる
偽装音楽業界には、
- 音楽業界の仕事
- さんと実弟のKOHTAさんの対談インタビュー
- さん自身のインタビュー
が収録されています。
特に、各パートの内容からは、作品を世に出すこと、ライブに来てくれるお客さんに喜んでもらうために乗り越えないといけないことが、PIERROTというバンドを元にリアルに書かれているので、イメージがしやすかったです。
KOHTAさんとの対談インタビューからは、KOHTAさんがさんの実弟ということから、兄弟でバンドをやることについてのことも書かれています。
KOHTAさんが言いづらいことがあったときはどう思ってたのかなど、兄弟ならでは起こりうることなどが悪化れているので、兄弟と共にバンドをやろうと考えている場合には参考になるかとものときのことなどが知れました。
また、KOHTAさんは一度バンドを辞めようとしたことがあったみたいですが、どうやって引き止めたのかについえ触れている内容がYouTubeの動画にもあります。
さん自身のインタビューからは、
アーティストはどういうマインドでいるべきなのかを学べる
先程も書きましたが、偽装音楽業界にはさんのインタビューが書かれています。
- PIERROTとして、プロとして
- 音楽を作るスタンス
- 他人と違うことをやることの大切さ
- 絶対にブレてはいけないこと
など、いちアーティストとして、忘れてはいけないことなどが書いてあるのです。
特に印象に残ったのは、打ち上げの件でした。
当時、インディーズのバンドはライブハウスの人から、ライブを見てくれた人と出演者が参加する飲み会に参加させられる風習があったそうですが、さん含め、PIERROTはほとんど行かなかったみたいで、当時は煙たがられていたそうです。
そういうバンドとして闘わないといけないことがあるなど、アーティストになるということはそんなこともあるのかという印象でした。
ライブハウスの件については、以下の動画の51:32〜あたりから語られています。
また、この話は、僕がさんの動画の中で一番好きな動画の話に似ています。
以上が、偽装音楽業界を読んでみた感想です。
音楽業界で働きたいと考えている方はどんな仕事なのかを知るためにも読んでみるといいのかもしれません。