こんにちは。こんばんは。おはようございます。

本記事では、PIERROTのさんの書籍「思考回路」を読んでのレビューをまとめています。
今回、レビューする書籍はこちらの書籍です。
勉強になったことが多すぎたので、前編と後編に分けてまとめることにしました。
目次
さんの「思考回路」を読んで学んだことを名言と共にまとめる
意思を強く持つということ
そのかわり自分のなかで「あり」なことは世間がどう騒ごうが常識からはずれていようが知ったことじゃない。
自分の意思を持つと、ときにこれは常軌を逸しているのではないかと思うこともあるでしょう。
しかし、気にしすぎても四面楚歌になってしまうので、自分にルールを決めることが一番大切です。
これは僕の持論ではありますけど、僕の何かをするときのルールは
- 法に触れない
- 人にかけちゃいけない迷惑をかけない
- 人を傷つけない
なら何をやってもいいと決めています。
アインシュタインは過去に「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」と言いました。
これまでに覚えた常識が実は自分のやるべきことを見つけることを妨害していることだってあります。
だからこそ、意思を強く持つことが大切であるし、自分を信じるということが自分の進むべき道を導いてくれるのです。
みんなに好かれる人にならなくてもいいということ
「主観」で表現することを自認する以上、それに対するバッシングはつきものだと思っている。
ファンの人たちは僕の表現のなかから共感できる部分だけを抜き取るべきであり、そうじゃない部分に無理をして賛同する必要はないのだ。
何かしら発言をするとそれについてネガティブな批判をしてくる人がいるというのはこういうことです。
僕も過去に自分の書いたブログに対して、バッシングを受けたことがあります(そのブログは削除済み)。
自分以外の第三者に自分の全てを好きになってもらうのは無理があります。
簡単は話、僕が好きなバンドを僕と仲がいい人に聞いてもらうことはできるかもしれませんが、ファンになってもらうのは至難の技です。
だから、人付き合いにおいては受け入れられる部分だけを受け入れるようにすればいいのではないでしょうか?
勉強ができることと頭がいいこと
「勉強ができる」ということと「頭がいい」ということが、明らかに別物だと身をもって思い知るのは社会に出てからなのだ。
勉強ができても、それが社会で通じるのかは社会に出て仕事をし始めてからです。
ぶっちゃけ僕自身も個人的に社会人になってから感じたことでもありますが、大学に行ってなくても機転が効く人は聞きますし、有名な大学に行っても仕事が言われたことしかできない人だっています。
ニュースとか見ていれば分かるかもしれませんが、有名な大学を出ても犯罪を犯して逮捕されちゃう人だっているのです。
だから、学歴はあくまで学歴であって、それがその人の仕事の出来などとは違ってくるのかも知れません。
また、この話は人の本質を見る部分に似ています。
僕も心がけていることですが、有名な大学を出ていようが高卒だろうがその人が常軌を逸したことや外道なことをしていないかを見るようにしています。
ビジネスにおいても、月収100万円稼いでいようが億単位の年収を稼いでいようが、人間性に問題があることがあると、その人は信用できません。
自分の頭で考えるということ
よく、僕が今の状況にいることが高校を中退したおかげかのように受け取り、「みたいになるために自分も学校を辞める」なんて馬鹿なことを考える人がいるのを聞くが、本当に迷惑な話である。やめてくれ(いや、辞めないでくれ)。僕が恥ずかしいと思っていることまで真似る必要は、まったくない。
よくビジネスがうまくいく方法として、すでに自分がやりたいことを成し遂げた人の真似をしなさいという表現を目の当たりにします。
しかし、それは決して、その人を完コピして何もかも真似ろというわけではありません。
自分の頭で考えて、必要なところだけを盗めということであり、完コピするのは本当に危険です。
例えば、自分が成し遂げたことをすでにやっていた人が、犯罪などの法に触れることをやっていたとしたら、危険かどうかは一目瞭然でしょう。
また、その人のやり方が自分に合ってないことだってあります。
なぜ完コピしようとするのか、それは、自分の頭で考えることをしようとしていないからです。
分かりやすい話だと、受験勉強です。
去年出た問題がそっくりそのまま出るなんてことはほとんどないでしょう。
完コピするかの如く、受験勉強なんてしたら受験失敗するのが関の山です。
毎回新しい問題を受験生は説かなければなりません。
自分の頭で考えないというのは、自分のためにはならないのです。
自分の人生を生きるということ
人生は決してパズルなんかじゃないからだ。「こうなりたい」と強烈に願うことこそが、人によって近道を行く人や遠回りをする人がいたとしても、最終的にそこへと導いてくれるのだと確信しているからだ。
そうなりたいと願う気持ちが、そうなるためのプロセスを弾き出すのだ。
今、自分が見ている景色はどんな色をしているのか?
今、自分が手にとっているものはどんな形をしているのか?
そして、今、自分が何を求めているのか?
例えば、自分がバンドを組みたいとしましょう。
そして、ギターをやりたいとしましょう(自分は初心者とします)。
そうすると、
- 初心者でも弾ける曲を引いて練習する
- 機材を揃える
- バンドメンバーを募集する
などいろいろやることが出てきます。
なので、ある意味この話は真理です。
簡単な話、働きたいと思ったら、
- どんな仕事がしたいのかを考える
- インターンや会社訪問などをする
- 面接を受ける
などどんどん道が開けます。
学校の教育について
学校の教育がいかに子供一人ひとりの感性を豊かなものにするよりも、優秀な組織の一部を作ることを目的にしているかがわかる。
学校の教育というのは、会社員になる方法しか学べません。
会社員になるということは、組織の一部になるということです。
子ども一人ひとりが個性に生きる方法というのは、学校生活の中で自分で行動しないと見つけることはできません。
世の中の全ての人に好かれるのは難しいこと
きれいごとではなく、純粋にライブを観たいと思う人だけが来てくれれば、それでいいのだ。
ピエロが今やっていることをいいと思えないのなら、ファンでいる必要はない。
自分以外の誰かに好かれるのはかなり難しい話です。
日本に住んでいる人たち全員がファンのバンドや歌手を見たことがありません。
音楽は人の好き好みあるのですから。
僕にだって、好きな音楽や苦手な音楽があります。
ましてや、人間関係なんてその最もたるもので、自分のことが嫌いな人がいるはずです。
なので、法に触れたり、常軌を逸したことをしてないのであれば、嫌いな人が現れるのは問題ありません。
言葉の意味について
「言葉」とは、前後の文脈でまったく違った意味をも表現しうる不思議なものだ。その意図すら探ろうともせず、ただ単語のイメージだけでなんでもかんでも「差別後」だの「禁止用句」だの騒ぎ立てるのはナンセンスである。つまらないことでやたらと敏感に騒ぐことが、逆に「差別」になるということになぜ気づかないのだろうか。
誰かがいった言葉を何も考えずに自分の考えで判断して相手を傷付ける人を見かけますが、本当に愚の骨頂です。
相手がどういう思いや考えがあって言ってるのかを汲み取るべきです。
僕が実際にそういったことがありました。
例えば、学校で盗聴器が仕掛けられた家の話が話題に上がったときのことです。
僕は「そんなことをする人がどうやって盗聴器を入手するのか」という意味で先生に「盗聴器は買えるのですか?」と聞いたのです。
しかし、それを聞いた周りの人たちは、「僕が女子の家に盗聴器をしかける」という意味に取り、「何を考えているんだ」とほざきはじめました。
こういう人が社会人でも本当に多いです。
性教育関係の知り合いのTwitterのRTなどで流れてくるツイートを見ていると、それを如実に感じます。
自分の得意分野について
本当の意味で誇りを持てる分野はひとつで充分だ。
「やりたいことが見つからない自分」に焦らないこと。
自分の得意分野や、やりたいことが見つからなくて焦っている方って本当に多いです。
というのも、世の中には日常的に人にmustを迫ってきます。
いつの間にか人々にかけられているmust
・成功しないといけない
・やりたいことを見つけないといけない
・恋愛しないといけない
・結婚しないといけない
・親に感謝しないといけない
・どんなことも自分のせいにしないといけない
etc…mustは人を苦しめる。
wantを沢山見つけよう。
— / (@rikipedia_rkt) June 4, 2020
そういった人々を苦しめるmustのせいで悩んでいる人が後を絶ちません。
たった一つやりたいことを見つけるだけでいいのです。
とにかく自分が楽しめることが一つあるだけで、本当に生活が充実します。
また、やりたいことよりも、やりたくないことを見つけるのも得策かもしれません。
以上が、PIERROTのさんの思考回路を読んで、学んだことです。
後編はこちら。