アンコンシャスバイアスとは?その意味を具体例とともに解説

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こんにちは。こんばんは。おはようございます。

リキトです。

 

リキト
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本記事ではアンコンシャスバイアスについてまとめました。

 

アンコンシャスバイアスとは?

アンコンシャスバイアスとは、無意識に持っている偏見・思い込みのことです。

自分が見聞き、経験してきたことを元に「〜だから…だろう」と自分の中にある知識だけで価値観を押し付けてしまったり、決めつけをしてしまうのがアンコンシャスバイアスです。

 

アンコンシャスバイアスの身近な例

アンコンシャスバイアスは実は身近に沢山あります。

例を数個出すと、

  • 「理系の大学生」は『パソコンの知識が分かっていて当然』(エンジニアですら、パソコンの機能のプログラム全部を分かっているとは限らない)
  • 「おじさん」は『みんなセクハラしてくる』(セクハラをするおじさんがいるのは確かだが、この世のおじさんが全員セクハラをするわけでない)
  • 「血液型がB型の人」は『自己中』(血液型で性格が決まる研究結果などはないし、自己中かどうかは人による)
  • 「男」は『性欲が強い』(この世の男の人がみんな性欲が強いわけではなく、相手に性欲が湧かない人だっている)

などです。

 

アンコンシャスバイアスには種類がある

そして、アンコンシャスバイアスには種類があり、上記で例に出したものも、いずれかの種類に分類されます。

 

ステレオタイプ

人に対して持っている先入観や固定観念のことです。

(例)

  • 女性は甘いものが好き
  • 30歳以上の人はエンジニアになりずらい

 

正常性バイアス

ある事柄・問題を短絡的に判断してしまうことです。

(例)

  • ワクチンを打っているから、自分はコロナに感染しない
  • 毎日歯を磨いているから、虫歯にはならない

 

確証バイアス

自分の経験・考えを肯定的に捉える情報だけを参考にすることです。

(例)

  • ダイエットでは、脂質を摂取はいけない
  • 自分の身に起こったことは全部自分の責任

 

権威バイアス

社長や世の中で活躍している人など権威がある人や実力がある人が言ってるから正しいと思うことです。

(例)

  • 毎年1億稼ぐ人が「貯金なんてせずに、全部投資しろ」と言っているから貯金しない
  • 恋愛・婚活アドバイザーが「女性と付き合ったことがないのは、その人の人間性に問題がある」と言っているから、それを信じる

 

集団同調整バイアス

集団に属することで、周りに合わせてしまうこと

(例)

  • 自分以外の周りの人が健康的なサプリメントを飲んでいるからという理由だけで、自分も愛用する
  • 会社や組織で外道なことをしている人がいるのに、誰も注意しないから、自分も何も言わない

 

アインシュテルング効果

ある問題を解決するために一番有効だと思うものだけを採用することです。

(例)

  • いじめの相談を受けたときに、「自分はやり返していじめられなくなった」というだけでその人にも「やり返す」ことがいじめられなくなる最適解と説き伏せる
  • コミュニケーション能力を上げるために、コミュニケーション関連の書籍しか読むことしかしない

 

ハロー効果

ある人物の特徴を見出し、その特徴に当てはまる人が全部そうだと思うことです。

(例)

  • 東京大学を卒業している人はみんな優秀で、就職に困らない
  • 髪を伸ばしている男は、ビジュアル系バンドが好きである

 

慈悲的差別

相手のことを勝手にかわいそう・弱い存在などと思い、味方のようなアドバイスをすることです。

(例)

  • 女性は守ってあげないといけない
  • 高齢者には電車やバスで席を譲ってあげないといけない

 

インポスター症候群

自分を過小評価することです。

(例)

  • 職場で自分の仕事のできを評価した上で提案してきた仕事を「自分は向いていない」と思う
  • 派手な服を見て着てもないのに「自分には似合わない」と判断する

 

誰にでもアンコンシャスバイアスがある

実は、アンコンシャスバイアスは誰にだってあります。

自分の中に「〜だから…だろう」と思っていることはあることでしょう。

先程、種類を例とともに解説しましたが、その中に自分もやってことがあると思ったものもあるかもしれません。

 

人に対して自分の中にある知識だけで「こうだ」と思ったら、それがアンコンシャスバイアスなのです。

 

アンコンシャスバイアスになってしまう原因・背景と解決策

では、このアンコンシャスバイアスになってしまう原因・背景は何なのか。

それは、「相手の情報不足」だと個人的に思っています。

 

もう一度例を出しますが、髪を伸ばしている男の人がいたとして、ビジュアル系バンドが好きだと判断するのは、おそらく、自分の中で「ビジュアル系バンドの人達が髪を伸ばしていることが多いから」という自分が見聞きした情報だけを元にして判断してることでしょう。

 

確かにビジュアル系バンドの人達は髪が長い人が多いですが、それが男性が髪を伸ばす理由だとは限りません。

単純に長髪が好きなだけかもしれませんが、コンプレックスを隠している可能性だってあります。

その男性がなぜ髪を伸ばしているのかは、その男性しか知りません。

ようは、相手のことを分かってないのです。

 

では、アンコンシャスバイアスを解決するためにはどうすればいいのかというと、アンコンシャスバイアスを解決するためには、大勢の人がそうだからと思うことなく、目の前の相手はどうなのかをよく考え、相手に確認することが大切です。

 

自分で判断する前に、相手と話し合うなどしてそれが本当か答え合わせをするのです。

その髪の長い男性が「なぜ髪を伸ばしているのか」を相手に聞いて(もちろん相手が不快に思わないように)、それに対して、「髪の長い自分のルックスが好きだから」と答えたら、これがその人の髪を伸ばしている理由になります。

 

「相手のことについて自分がそうだと思うことがあれば、相手に確認をする 」、それだけで、アンコンシャスバイアスになる可能性がかなり下がるのです。

 

そうすれば、髪を伸ばしているのは、その人なりの理由があると捉えることができ、一方的にビジュアル系バンドがすきだからと考えることは少なくなるでしょう。

 

以上、アンコンシャスバイアスについて解説してみました。

 

参考文献

気づこう、アンコンシャス・バイアス~真の多様性ある職場を~ |連合アクション 2020

アンコンシャス・バイアス(無意識バイアス)とは?事例と対処法 | ダイバーシティ・女性活躍推進ならクオリア

ハロー効果とは・意味|創造と変革のMBA グロービス経営大学院

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